インプラント

  • インプラントとは?
  • 当院ではアストラテック社のインプラントを使用しております。治療器具の発展により様々な症例に対応する事が出来るようになりました。今まで取り外しの入れ歯で苦労されていた方にも十分に納得して頂けると思います。今までで約2000症例程手術をしてきました。中には歯磨きが行き届かずダメにしてしまった方や、インプラントに対してご自分の体がなんらかの異物反応を起こしてダメになった方が数例いらっしゃいますが、通常は特に問題も発生せずに長い方で約15年を経過されています。細かい適応症などもありますので一概に全ての方が対象にならないのも事実です。よく一生もちますか?と聞かれますが、こればかりは「はい」とは言えません。ご自分の歯と同じようにしっかりと手入れしなければ、やはりだめになってしまいます。インプラントを入れたからもう大丈夫と思わずに、定期的にメインテナンスをする事が大変大事です。

詳しい治療の流れ等は当院の使用するインプラントのメーカーWEBサイトをご参考にしてみて下さい。これより下は当院での患者様の治療例になります。

インプラントとは?

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・ チタンによって作られた、ネジのような形をしたものです。
・ 顎の骨の中に入れて、新しい歯のためのしっかりした根として働きます。
・ クラウンやブリッジあるいは義歯などの補綴物を取り付けることができます。

基本的には3部構造となっており
1:骨の中に入る「フィクスチャー」
2:フィクスチャーの上に乗る「アバットメント」
3:アバットメントの上にかぶさる「クラウン」
で構成されます。但しインプラントの埋める場所や症例、設計によってかなり複雑に変わりますので一概に全てこの構造ではありませんが、通常この形が基本になります。


治療症例その1

CIMG1831_1.JPGインプラント入れる前です
事故によって下の前歯付近を失ってしまいました。来院前は取り外しの出来る入れ歯を使用しておりましたが、年齢もまだ若く審美的にも良くなかったのでインプラント治療を希望されました。


CIMG1468_1.JPGCIMG1832_2.JPGインプラント手術直後です
インプラント本体はアゴの骨の中に埋まってしまい、見えてる部分は歯ぐきの形を整える為のネジです。


CIMG1945_3.JPGCIMG1950_1.JPG新しい歯の完成です
インプラントの上に新しい冠(クラウン)を乗せて完成です。


上記の例でインプラント3本、クラウン3本で費用は43万円でした。
高額ではありますが、本来の噛む力と同様になり食事が楽しくなります。

ニインプラント

症例は限られますが、手軽なインプラントです

implant_hand.jpg主に下の総入れ歯と呼ばれる人が対象となります。
上の総入れ歯は構造上「舌」が無くほっぺたの筋肉で入れ歯を抑える事が可能ですが、下の総入れ歯は「舌」の動きによって入れ歯が安定しにくい状態になります。そんな方にとても良い治療方法の一つになります。


簡単で痛みが少ない

implant_pic.jpg直径1.8mmの本体が基本です
写真のようなネジを顎の骨の中に通常3〜4本埋入します。下の顎の骨は比較的硬い骨が多いので直径は1.8mmですが、上顎等骨の弱い所にはさらに太めの2.2mmや2.4mmのネジを埋める事があります。


その日のうちに?!

状態によって変わりますが、通常骨に問題が無ければ手術当日に義歯を戻してすぐに食事ができます。いままでのようにガタガタ動く事も無くしっかり食べれるようになります。

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ミニインプラントが入った所です

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インプラントが入ったレントゲン写真

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ミニインプラントの上にアタッチメントと呼ばれる部分を付けて

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入れ歯の内側へ移す

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終了!すぐにご飯が食べれるようになります

この方の症例で、ミニインプラント4本使用して費用は126000円でした。